4月から「将棋経営塾」が始動!
去年から準備を進めていました、「将棋経営塾」が4月から始動します。
弊社代表の松本瑞夫と、埼玉県「朝霞将棋教室」代表の中司晃貴の2人が運営いたします。
ビジネスパーソンに向けて、「 将棋 」を通し、ビジネスセンスを磨こうという企画内容となっております。
詳細は以下より。
将棋経営塾とは?
日本の伝統文化である将棋。
その歴史は古く、平安時代から続く遊びの1つと言われています。将棋の指し方をあまり知らない方でも、学びの要素が多いということは想像がつくと思います。
2023年、前人未到のタイトル八冠獲得を達成した藤井聡太氏の存在によって、将棋の認知度は上がっているようには思いますが、将棋人口は減少中で、1982年の2,280万人から、2023年には460万人になったと推計されています。
そもそも、日本経済を支える20〜50代における将棋人口は昔から多いとは言えません。
日本将棋連盟会長・永世七冠である羽生善治先生と、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥先生が、2018年の対談書籍「人間の未来 AIの未来」の中において、「直感、読み、大局観」の重要性を語っておられます。
また、同会長は2023年12月に、大阪商工会議所にて「先読む頭脳を経営に活かす!」という講演もされています。
変化のスピードがとても速い時代だからこそ、ビジネスで安定した力を発揮するために、『将棋脳』が求められているように思います。
『将棋脳』がビジネスに活かされる可能性について、松本瑞夫と中司晃貴の考えが合致し、2024年の4月から、共同で「将棋経営塾」を立ち上げることになりました。
大枠では、「将棋とビジネスの融合」というコンセプトになります。
経営層や管理者層、個人事業主、志の高いビジネスパーソンが『将棋脳』を磨くことで、その方々の組織やビジネスが、より成長すると確信しています。
近い将来、メタバースも活用することで、「伝統文化✕将棋脳✕コミュニティ」という新たな環境づくりをしたいと考えています。
将棋で磨かれる10のビジネス力とは?
- 各駒の個性を適材適所で生かす組織力
- 駒を連携させるチームワーク
- 大小の駒の損得を繰り返す中で、正しい判断を行う
- 駒を効果的に配置し、リスクとリターンを考慮する
- 自分の得意な定跡や戦法で戦う
- 攻め将棋、受け将棋、詰将棋
- 序盤は駒組み
- 中盤は駒のぶつかり
- 終盤は駒の損得よりもスピード
- 自分→相手→自分の3手思考で先を読む
- 未来の局面をイメージする
- 点数表が無い中で局面を俯瞰的に評価する
- 予測不能な局面で冷静に対処する
- 限られた時間内に最善手を選択する
- 無限の選択肢から次の一手を指し続ける
- 自ら指した悪手に対して感情的にならない
- 厳しい局面でも最善手を指し続ける
- 肩書、年齢、性別などにとらわれない
- 互いの論理や主張を盤面でぶつけ合う
- 対局後の感想戦で、互いの読みを振り返る
- 相手の指し手を待つ態度
- 自ら負けを認める人間力
- 相手の負けを思いやる心
今後は、将棋経営塾に関する活動報告もしていけたらと思います!